2020/06/11 11:31
こんにちは
ipt.のdesigner shocoです。
ipt.とは…
インパチェンスというラテン語の花からなる造語です。
なぜイプトという名前をつけたかというと
花言葉に【鮮やかな人・豊かな人】という意味があり、
ipt.を身につけた人の人生が鮮やかで豊かなものになるようにと名前をつけました。
きっかけは中学生の頃でした。
友達にミサンガを作ってあげたことがきっかけです。
とても喜んでくれたことが嬉しくて、その後もイラストを描いたりミサンガをプレゼントしたりしていました。
高校卒業後はジュエリー専門学校に通っていました。
その頃から民族系の装飾品に興味を持ち
柔らかい素材や色彩鮮やかなものを使うことができないか考えていました。
卒業制作では飼っていたインコの抜けた羽を使ってブローチを作ったりしました。
私は小さい頃から鳥に縁があり
名前にも『羽』がつきます。
鳥の持つ鮮やかな羽を見るとインスピレーションが降りてきます。
自然が創り出した神秘的な色の組み合わせ
他には植物や花からももらうことがあります。
その美しさを自分なりにかたちにして
身につける人を美しく、鮮やかに魅せ
着けた人の人生がより豊かになるように
想いを込めながら2012年からピアスを製作しています。
そして、いつもインスピレーションをもらう自然や鳥に感謝と敬意を払っています。
現在では
売上の一部を絶滅危惧種の鳥や自然環境保護活動のための義援金として寄付させていただいてます。

皆さまがipt.をつけることで地球環境や生き物たちが救われます。
ここ近年で私が作品を作っていて思ったことですが
アクセサリー作家さんが増え
世の中には新しいもの、同じようなものが溢れています。
私が作る意味ってなんなの?
世の中には私が欲しくなるような魅力的なものがたくさんある。
私が作る必要あるだろうか…
新しいものを作れば材料がいる。
売れ残れば在庫になり、ひどい時は捨てないといけないこともありました。
こんな消費的な考えでいいのかな?
可愛いだけで中身のないアクセサリーを作りたくないという気持ちが湧き上がりました。
糸や金具など作り手さんが必ずいて、
糸だって自然植物や動物から作り出された大切な地球の資源。
消費社会やファストファッションの時代は終わり
作り手の気持ちを大切にし
その商品が本当に必要かが問いただされる時代
ipt.も更にこれから無駄なものを削っていき
ブランド価値や利益だけではなく
着ける人の想いや作る側の想いを大切にしていこうと考えました。
そして地球環境のために作り置きをしない。
在庫や無駄な材料は消費しない
受注生産をする。
以前と比べ
オンラインショップ上の価格を値下げしました。
無駄な広告費等は削り、本当に必要なものだけで始めたからです。
また、今までかかえていた材料の在庫等をちゃんと一つずつ作品に作り上げて販売しています。
毎日いろんな気づきを与えてくれる2020年
アトリエは逗子に構え
そんな環境に感謝♡
さらなるパワーアップの年にしていきたいです。